こんにちは。
東京進学セミナー、講師のライルナです。
今日は予習シリーズ算数のテキストの進め方について提案します。
通常の予習シリーズ準拠塾では、1回の授業で1回分の単元を扱います。
たとえば”4年上 第6回”の日なら、
第6回の必修例題・応用例題・類題・基本問題・練習問題を扱います。
そして次の週には第7回を同じように扱います。
また、もちろん全ては扱えないので、
例題・類題をとばしながら、
いきなり基本問題や練習問題を扱う学習塾も多いです。
ですので、途中入塾した場合や、家庭学習での例題や類題の理解が不十分な場合には、
授業においていかれてしまうことも少なくありません。
ライルナ式予習シリーズ学習法では、各回でもっとも重要なのは「必修例題」であると考え、
原則として必修例題のみを授業で扱います。
その代わりに、例えば、
4年上1回例題 → 4年上2回例題 → 4年上3回例題・・・
と、1回の授業で何回分もの例題を進めていきます。
このようにすれば、途中入塾の場合であっても、比較的高速で予習シリーズを進めることができ、
受験当日までに確かな実力をつけることができるのです。
宿題は、定着を図るために、各回の基本問題とします。
確かに、類題や練習問題は非常に重要ですが、
まずは必修例題や基本問題を使って、中学受験算数の大まかな輪郭を掴むことを優先してください。