中学受験生、保護者の皆様、こんにちは。
さて、成績が伸び悩む生徒の共通点は何だと思いますか?
頑張っても頑張っても成績が上がらない生徒にはある共通点があります。
それは、ノートの取り方を知らないということです。
例えば、算数、国語、理科、社会と科目別にノートを分けない。
演習した回や単元の名前を記さない。
算数であれば、途中式を書かず、細かい隙間に筆算の形跡だけ残す。
丸付けを途中までしかやっていない…などです。
これは、勉強時間が足りないとか、集中力がない以前の話です。
このような受験生は前向きに、がむしゃらにテキストに向かい、先に先に進もうとするのですが、
復習をすることがままならず、あやふやな単元が増え、成績が伸び悩んでしまうのです。
ノートが取れない = 復習が出来ないということですね。
では、どのように改善すればよいのか?
まずは、それぞれの科目のノートを日記だと思うことです。
必要事項を細かく挙げてみると…
1 日付を書く
2 演習した回や単元を細かく書く、なるべく詳しく(第17回 旅人算 基本問題など)記載する。
3 間違えた問題については、色分けして式や答えを書く。(全くわからなかった問題は赤、途中まで分かった問題は青、ケアレスミスは緑)など。
4 ノートの最後にかかった時間を記載する。
などです。
確かに、日記を毎日書くのは大人でも至難の技ですね。
しかし、このようにルールを決め、ノートを日記のようにすることにより、
見直すたびに達成感が生まれ、モチベーションが高まります。
また、色分けすることにより、「赤が少なくなったが、緑が増えた」など、自分の成長と改善点が明確になります。
そして、時間を記載することも重要です。
また、「私ってこんなに頑張ったんだ」という証になり、大きな達成感につながるのです。
中学受験は復習が要です。
そして、まだ幼い6年生という時期には、勉強のテクニック面より、メンタル面が重要になります。
合格に向かっての学習日記、今日からでも始めてはいかがでしょうか?
東京進学セミナーでは、ノートの取り方や、メンタル面のケアなど、受験勉強に必要不可欠でありながら、怠りがちな部分の指導に注力しております。