私立中学受験のみなさん、こんにちは。
東京進学セミナーです。
今日は、統一合判と合不合判定模試のどちらを受けるべきかについてまとめました。
統一合判は、首都圏模試センターが開催する模試です。
今年度は6回行われます。
第1回 4月14日
第2回 7月7日
第3回 9月8日
第4回 10月14日
第5回 11月4日
第6回 12月1日
合不合判定テストは、四谷大塚が開催する模試です。
こちらも6回行われます。
第1回 4月14日
第2回 7月7日
第3回 9月15日
第4回 10月13日
第5回 11月10日
第6回 12月8日
模試は、可能な限り受けるのが望ましいです。
ただ、模試でもっとも大切なことは、受けっぱなしにせずしっかり復習することです。
そのため、復習が追いつかない頻度で受けるのは好ましくありません。
しかも、4月14日と7月7日は日程が重複しており、片方しか受けられません。
実は、受験生のなかには、
統一合判を受けるべき生徒と合不合を受けるべき生徒がいます。
所属する塾の事情で一方を受けなればならないこともあるかもしれませんが、
自分が本来どちらの模試を受けるべきなのか、
知っておいて損はないと思います。
統一合判を受けるべき受験生
自分が、統一合判を受けるべきかどうかは、首都圏模試センターの偏差値表を見ればわかります。
【一番下の青い長方形の学校】
適度に学校が散らばっていますね。
合格者偏差値と、模試の偏差値のズレが少ない証拠でもあります。
偏差値50〜59の学校が第一志望の受験生は、
間違いなく統一合判を優先して受けましょう。
【真ん中の赤い長方形の学校】
偏差値60〜69の中学です。
下の青い長方形と比べて、学校数が多いことがわかりますね。
これは正確な合格率を測る上で、やや問題があります。
というのも、どんな模試でも、偏差値50の生徒数よりも、偏差値60の生徒数のほうが少ないのです。
偏差値65、偏差値68・・・と増えるに連れて人数は減ります。
ですので、偏差値60〜69にこれだけ中学が集中しているということは、
実際の合格者の偏差値が正しく測りきれていないのでは、と考えられます。
合格者偏差値と、模試の偏差値のズレが多少あります。
とはいえ全く役に立たないわけではないので、ある程度、統一合判を受ける意味があります。
【一番上の緑の丸の学校】
明らかに偏差値表に収まりきれておらず、実際の偏差値が右に書かれていますね。
しかも、偏差値75を超えると、受験生の数自体が極端に少なくなります。
これらの中学を第一志望とする受験生は、統一合判では正しくはかれません。
必ず合不合を受けましょう。
合不合を受けるべき受験生
上でざっくり分けましたが、合不合の偏差値表で確認しましょう。
【上半分の赤い長方形の学校】
統一合判と比べて、かなり学校が散らばって見えます。
※ 2月3日の、偏差値が測りにくい公立中高一貫校を除く。
これは、合格者偏差値と、模試の偏差値のズレが、
統一合判と比べて小さいことを意味します。
間違いなく合不合を受けましょう。
【下半分の青い長方形の学校】
統一合判で正しく判定できるかどうかのギリギリのラインの学校です。
統一合判と合不合の両方を受けるとより良いでしょう。
重複したら合不合優先で良いです。
いかがだったでしょうか。
自分の志望校の偏差値だけではなく、
たまには、偏差値表の全体を広く見渡してみても良いでしょう。
それでは、第一志望校合格目指して、がんばろう!