中学受験生のみなさん、こんにちは。
東京進学セミナー 講師の新井です。
令和2年3月20日、全国の小中学校・高等学校に出されていた休校通知を、4月以降、延長しないことが決定しました。
これにより、かなり慌ただしくはありますが、来年度は通常通り学校生活がはじまります。
延長しない決定を受けて、中学受験生が春休みに何をするべきか、まとめました。
1.手洗いの励行
当然ですが、コロナウイルス自体が収束したわけではありません。
( 学校再開は文部科学省、コロナウイルスは厚生労働省なので、そもそも管轄が違いますね。 )
マスクやアルコール消毒は必須として、室内にいるときでも、定期的に手洗いをしましょう。
さっと流すのではなく、泡が爪の間にまで行き渡るように丁寧に洗ってください。
また、手首の下まで洗うことも重要です。
感染してしまうと、仮に軽症であっても、学習に大きな遅れが生じます。
テレビの中の出来事だと思わずに、受験生一人ひとりの意識向上が欠かせないでしょう。
2.学校説明会の日程確認
学校が再開されるとして、中学校が各種行事を例年どおり実施するかどうか、はわかりません。
当然、例年であれば6月~7月に行われる学校説明会の日程も、変更があるかもしれません。
受験生自身が、志望校の学校情報に敏感になり、日程を把握することが大切です。
その際、新年度の小学校の日程との重複も確認してください。
とくに、運動会との重複に気をつけてください。
3.過去問に触れる
新6年生であれば、受験まであと1年を切っています。
志望校の過去問を一切見たことがない受験生がいれば、真っ先に目を通してください。
時間をはかって解く必要はありません。
どんなレベルの問題が出るのか、そして今の自分にそれが解けるのかどうかを知ることが重要です。
たおすべき ” 敵 ” を意識しながら勉強するのと、全く意識せずに勉強するのとでは、学習効率に大きな違いが生じます。
ぜひ過去問に触れてください。
なお、新4年生や新5年生であっても、志望校が決まっているのであれば過去問は見ておくべきです。